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外壁塗装に検査機関はあるの?第三者に見てもらう方法と、自分で確かめられること|名古屋市の外壁塗装専門店 塗り替えショップ
名古屋市の外壁塗装専門店「塗り替えショップ」代表の澤です。
「外壁塗装に検査機関はあるんですか」というご質問をいただくことがあります。新築のときは検査があったのに、塗装工事では誰も見に来ない。それで不安になる、という話です。
結論から言うと、外壁塗装そのものを審査する公的な検査機関はありません。ただし、第三者に見てもらう方法はあります。この記事では、何があって何が無いのかを正直にご説明します。
目次
- 外壁塗装に「公的な検査機関」はありません
- 第三者に見てもらう方法はあります
- 自分で確かめられること ─ 膜厚と塗料の缶
- 見積書と報告書で分かること
- 塗り替えショップがやっていること
- よくあるご質問
- まとめ
外壁塗装に「公的な検査機関」はありません
新築住宅には建築確認と完了検査があります。ところが外壁の塗り替えは、建築確認が要らない工事です。そのため、役所や指定確認検査機関が塗装の品質を検査する仕組みはありません。
「塗装の資格」も、工事を発注する条件にはなっていません。塗装技能士という国家資格はありますが、持っていなくても塗装工事はできます。ここが、お客様が不安になる理由です。
だからこそ、施工中の記録が大事になります
検査機関が無いということは、工事の中身を確かめる責任がお客様側にも残るということです。ただ、毎日現場を見張るのは現実的ではありません。そこで次のような方法があります。
第三者に見てもらう方法はあります
① リフォーム瑕疵(かし)保険
国土交通大臣が指定した住宅瑕疵担保責任保険法人(全国を対象とする5法人)が扱っている保険です。
リフォームかし保険では、工事中や工事完了後に第三者検査員(建築士)による現場検査が入ります。工事に欠陥が見つかった場合は、補修費用などの保険金が事業者に支払われます(事業者が倒産した場合は発注者に)。
この保険を使えるのは登録事業者だけです。登録しているかどうかは、一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会のサイトで検索できます。
② ホームインスペクション(住宅診断)
建築士などの専門家に、有料で住宅の状態を見てもらうサービスです。塗装工事に特化したものではありませんが、外壁や屋根の劣化状況を第三者の目で確認できます。
③ 塗料メーカーの保証
塗料メーカーが製品に対して出している保証です。ただしこれは塗料そのものの保証で、施工不良(塗り方の問題)は対象外になるのが一般的です。施工の保証は工事会社が出すものです。
自分で確かめられること ─ 膜厚と塗料の缶
塗膜の厚み(膜厚)
塗料には「この厚みで塗ってください」という基準があります。上塗りの標準的な膜厚は30〜40μm(マイクロメートル)程度が目安です。薄すぎると、塗料が持っている耐久年数が出ません。
膜厚は膜厚計という機械で測れます。壁を傷つけずに測れる非破壊検査で、複数の箇所を測って平均とばらつきを見るのが一般的です。
「何缶使ったか」でも分かります
塗料は1缶で塗れる面積が決まっています。塗る面積÷1缶の塗布面積=必要な缶数です。使った缶が極端に少なければ、薄めて塗った可能性があります。空き缶を現場に残しておいてもらえば、お客様自身で確認できます。
塗料の缶と、ラベル
見積書に書かれた塗料が、実際に使われているか。これは缶のラベルを見るのがいちばん確実です。メーカー名・製品名・色番号がラベルに書いてあります。
着工前に「塗料の缶を写真に撮ってください」とお願いしてみてください。断る理由のある会社は、まずありません。
見積書と報告書で分かること
検査機関が無いぶん、書類でどこまで開示されているかが信頼の目安になります。
| 見積書で見るところ | なぜ大事か |
|---|---|
| 塗る面積 | 「一式」ではなく◯㎡と書かれているか。面積が分からないと必要な塗料の量も計算できません |
| 塗料名 | メーカー名と製品名が書かれているか。「シリコン塗料」だけでは何を使うか分かりません |
| 塗る回数 | 下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本。何回塗るかが書かれているか |
| 下地の補修 | ひび割れの補修◯m、シーリングの打ち替え◯m。「一式」では中身が分かりません |
| 高圧洗浄 | 面積つきで書かれているか。いちばん省かれやすい工程です |
| ケレン(素地調整) | 鉄部のサビ落とし。ここを省くと数年で塗膜が膨れます |
工事中の記録も残してもらいましょう。下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれの写真があれば、3回塗ったことが後から確認できます。塗り終わってからでは、何回塗ったかは見た目では分かりません。
塗り替えショップがやっていること
うちは検査機関ではありませんし、第三者でもありません。だからこそ、お客様が確かめられる形で記録を残すことを大事にしています。
- 施工中は電話に加えて毎日LINEで日報を報告します(写真つき。共働きのご家庭に好評です)
- 下塗り・中塗り・上塗りの各工程を写真で残します
- 使用した塗料の缶を現場に残し、ご確認いただけるようにします
- 見積書は面積・塗料名・回数・補修の内訳を書いて出します
- 自社保証は最長10年。保証書をお渡しします
施工事例はホームページに698件掲載しています。使った塗料と色、工事期間も1件ずつ書いています。
よくあるご質問
Q. 塗装工事に役所の検査は入りますか?
A. いいえ。外壁の塗り替えは建築確認が要らない工事なので、役所や指定確認検査機関の検査はありません。
Q. 第三者に見てもらいたいのですが、どうすれば?
A. リフォーム瑕疵保険を使うと、第三者検査員(建築士)の現場検査が入ります。使えるのは登録事業者だけなので、契約前に「リフォームかし保険は使えますか」と聞いてみてください。
Q. 塗料を薄めて塗られていないか心配です。
A. 使った缶の数で確認できます。塗る面積と1缶の塗布面積から必要な缶数が計算できるので、着工前に「何缶使う予定ですか」と聞いておき、終わってから空き缶を確認してください。
Q. 膜厚は測ってもらえますか?
A. 膜厚計で測れます。ご希望があればお申し付けください。ただし塗る前と塗った後の両方を測る必要があります。
Q. 塗装技能士の資格は必須ですか?
A. 資格が無くても塗装工事はできます。ただし、資格を持っているかどうかは判断材料のひとつにはなります。
まとめ
- 外壁塗装を審査する公的な検査機関はありません(建築確認が要らない工事のため)
- リフォーム瑕疵保険を使えば、第三者検査員(建築士)の現場検査が入る。登録事業者のみ
- 塗膜の厚みは膜厚計で測れる。上塗りの目安は30〜40μm
- 使った塗料の缶の数で、薄めて塗っていないかを確認できる
- 見積書は「一式」ではなく面積・塗料名・回数・補修の内訳が書かれているものを選ぶ
- 工事中の下塗り・中塗り・上塗りの写真を残してもらう
外壁塗装のご相談は塗り替えショップへ
名古屋市の外壁塗装・屋根塗装専門店です。本社は港区、ショールームは西区庄内通と中村区鳥居通にあります。年間100件以上の施工に携わっています。
その場でご契約をお願いすることはありません。診断の結果「まだ数年もちますよ」とお伝えすることもあります。そのときは、次に見るべき時期をお伝えして終わりです。
この記事を書いた人
澤 信行|株式会社グラッド(塗り替えショップ)代表取締役
名古屋市港区に本社、西区庄内通と中村区鳥居通にショールームを構える外壁塗装専門店の代表。年間100件以上の施工に携わる。「その場で契約をお願いしない」「診断で問題がなければ、そうお伝えする」を方針にしています。
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