名古屋市の外壁塗装に助成金は使える?結論と代わりに使える3つの制度【2026年9月版】|名古屋市の外壁・屋根塗装は高品質塗装工事の塗り替えショップ

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名古屋市の外壁塗装に助成金は使える?結論と代わりに使える3つの制度【2026年9月版】

2026年9月更新|名古屋市および国の公式サイトで、2026年9月時点の制度内容を確認して書いています。制度は年度ごとに変わるため、定期的に見直しています。

こんにちは!名古屋市の外壁塗装専門店「塗り替えショップ」の児玉です。

お見積もりにうかがうと、かなりの確率で聞かれるのがこの質問です。

「外壁塗装って、市から補助金出ないんですか?」

お気持ち、すごくよく分かります。100万円を超える工事ですから、少しでも戻ってくるならありがたいですよね。ネットで検索すると「助成金が使えます!」というページもたくさん出てきますし。

ただ、正直にお答えします。

結論(2026年9月時点)

  • 名古屋市に、外壁塗装そのものに使える助成金はありません(市の公式サイトに明記されています)
  • 国の「みらいエコ住宅2026事業」も、遮熱塗料に塗り替えるだけでは対象外です
  • ただし条件が合えば使える制度が3つあります。この記事で全部お伝えします
  • 「名古屋市の助成金が使えます」と言う業者には、その制度の名前を聞いてください

目次

結論:名古屋市に外壁塗装の助成金はありません

まず、いちばん大事なところから。名古屋市の公式ウェブサイトに、はっきりこう書かれています。

名古屋市では内装の模様替えや水回りの設備更新、外壁の塗り替え(外壁塗装)など、住宅の性能維持に関する一般的なリフォームや修繕を補助する制度はありません。

出典:名古屋市公式ウェブサイト「住まいに関する支援制度」

名古屋市が自分で「ありません」と書いているので、これがすべてです。

なぜ名古屋市には無いのか

「他の市にはあるのに、なんで名古屋は?」と思われるかもしれません。

実は、外壁塗装の助成金がある自治体というのは、「住宅リフォーム助成」という形で、地域の工務店や塗装店にお金を回して地元経済を活性化させるという目的で作られていることが多いんです。愛知県内でも、いくつかの市や町では実施されています。

一方で名古屋市のような大きな市は、耐震・省エネ・空き家対策といった、市として優先度の高い分野に予算を集中させる傾向があります。塗装は「住宅の性能を保つための一般的なメンテナンス」という位置づけなので、そこには入っていない、ということですね。

ですので「来年になれば出るかも」と待つのは、あまり現実的ではありません。むしろ、劣化を放置して下地の傷みが進むと、補修費用のほうが高くつきます。ここは正直にお伝えしておきます。

それでも使える可能性がある制度3つ

「じゃあ何もないのか」というと、そうでもありません。条件が合えば使える制度が3つあります。ただし——ここが大事なので、はっきり書きます。どれも「外壁を塗るだけ」では使えません。ここを曖昧に書いているサイトが多いので、ひとつずつ正確にお伝えします。

① 国「みらいエコ住宅2026事業」

国が実施している省エネリフォームの補助制度です。リフォームで最大100万円という金額なので、期待される方が多い制度です。

対象になるのは、大きく3つ。

  • 開口部の断熱改修…窓やドアを断熱性の高いものに交換する
  • 躯体(くたい)部分の断熱…外壁・屋根・天井・床に断熱材を設置する
  • エコ住宅設備の設置…高効率給湯器など

ここで注目していただきたいのが、2つ目の「躯体部分の断熱」です。「外壁」という言葉が入っているので、外壁塗装も対象だと思ってしまいそうになります。

ここが誤解されやすいポイント

外壁の塗料を遮熱塗料に変えるだけでは、「躯体部分の断熱」とは認められません。対象になるのは、外壁の内側または外側に断熱材を新しく設置する工事です。

つまり、塗装だけの工事はこの補助金の対象外です。「遮熱塗料だから省エネ、だから補助金が出る」というのは、残念ながら成り立ちません。

ただし、断熱材を設置する工事と組み合わせるなら話は別です。外壁の断熱改修を行い、あわせて外壁の塗り替えをする——という形であれば、断熱工事の部分が補助対象になる可能性があります。また、1回の申請で合計5万円以上の補助額になる必要があるため、窓の断熱改修などと組み合わせて申請するケースが一般的です。

制度の詳細と最新の状況は、国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」公式サイトでご確認いただくのが確実です。

② 名古屋市「住宅等の脱炭素化促進補助」

名古屋市が独自に実施している、住宅の脱炭素化を支援する補助制度です。2026年度(令和8年度)の対象は次のとおりです。

対象になるもの 外壁塗装との関係
太陽光発電設備
蓄電システム
HEMS(エネルギー管理システム)
ZEH(ゼッチ)
V2H充放電設備
断熱窓改修 窓のみ。外壁塗装は対象外
家庭用燃料電池システム

ご覧のとおり、外壁塗装は入っていません。断熱に関するものは「窓」だけです。

ただ、「外壁塗装のついでに窓も断熱したい」というご相談は実際にあります。足場を組むタイミングで一緒に検討される方もいらっしゃるので、その場合はこの補助が使える可能性があります。

最新の受付状況や条件は、名古屋市の受付窓口(住宅等の脱炭素化促進補助金 受付窓口・電話 052-485-7073)に直接ご確認いただくのが確実です。予算に達し次第、受付が終了することもあります。

③ 火災保険(風災・雹災による破損)

これは補助金ではありませんが、実際にいちばん使える可能性が高いのがこちらです。

火災保険には、火事だけでなく風災(強風・台風)・雹災(ひょう)・雪災による建物の損害を補償する内容が含まれていることがほとんどです。つまり——

  • 台風で屋根の板金が浮いた・飛んだ
  • 強風で飛んできたもので外壁やベランダが破損した
  • 雹で屋根材やカーポートが割れた
  • 強風で雨樋が外れた・歪んだ

こうしたケースは、保険金の対象になる可能性があります。名古屋も毎年のように台風が通りますから、心当たりのある方は意外と多いはずです。

ただし、ここは必ず知っておいてください

経年劣化は対象外です。「古くなって色あせた」「チョーキングが出た」は自然な劣化なので、保険は使えません。あくまで自然災害による突発的な破損が対象です。

「保険を使えば自己負担ゼロで塗装できます」と言って契約を迫る業者がいますが、これは要注意です。保険金の請求は建物の所有者ご本人が行うもので、事実と違う申請をすると保険金詐欺になってしまいます。国民生活センターにも相談が多く寄せられている手口です。

塗り替えショップでは、診断の際に災害による破損と思われる箇所が見つかったら、その事実をお伝えするところまでを行っています。申請そのものはご本人と保険会社のやりとりになりますので、必要な写真や状況の説明はお手伝いします。

「助成金が使えます!」という業者に注意

ここは業者側の人間として、あえて書いておきます。

「名古屋市の助成金が使えますよ」と言われたら、その制度の正式名称を聞いてください。そして、その名前で名古屋市の公式サイトを検索してみてください。

なぜこう申し上げるかというと、実際に検索すると「名古屋市の外壁塗装に補助金が使える」と読めてしまうページが上位に出てくるからです。よく読むと「みらいエコ住宅2026事業が利用でき、外壁塗装をはじめとしたリフォーム費用を一部補助してもらえます」といった書き方になっていて——先ほどお伝えしたとおり、外壁塗装単体では対象になりません。

書いている側に悪意はないのかもしれません。ただ、この一文を読んだお客様が「うちも使えるんだ」と思って契約し、あとで「対象外でした」となったら、いちばん困るのはお客様です。

見分け方はシンプルです。

  • 制度の正式名称が書かれているか(「補助金」「助成金」とだけ書いてあるものは要注意)
  • 「いつ時点の情報か」が書かれているか(制度は年度で変わります)
  • 公式サイトの出典が示されているか
  • 「塗装だけでは対象外」と正直に書いてあるか

助成金がなくても費用を抑える3つの方法

制度の話はここまでです。ここからは、実際に費用を抑える現実的な方法をお伝えします。正直、こちらのほうが効果は大きいです。

その1:外壁と屋根をまとめて塗る

いちばん効くのがこれです。理由は足場代

30坪の住宅で、足場の設置・解体には15万〜25万円かかります。これは工事の回数ぶんだけ必要なので、「今年は外壁、5年後に屋根」と分けると、足場代をもう一度払うことになります。

塗り替えショップで実際にご契約いただいた案件(2025年1月〜2026年7月の標準的な戸建て塗装工事80件)でも、平均は約139万円。外壁だけの相場(80万〜130万円)より高く出るのは、多くのお宅が外壁・屋根・シーリング・付帯部をまとめて施工されているからです。総額は上がりますが、生涯で払う金額は下がります。

詳しくは名古屋市の外壁塗装 費用相場のページでも解説しています。

その2:「1年あたりのコスト」で塗料を選ぶ

塗料は単価が安いほど得、とは限りません。

塗料グレード 期待耐用年数 30坪での1年あたり
シリコン 約8〜12年 約8〜11万円
ラジカル制御型 約10〜14年 約7〜10万円
フッ素 約13〜18年 約6〜9万円
無機・無機ハイブリッド 約15〜20年以上 約5〜8万円

初期費用がいちばん高い無機が、1年あたりでは最も安くなります。助成金で数万円を探すより、こちらの差のほうがずっと大きいというのが実感です。

ただし「高いほうが必ず正解」でもありません。あと10年ほどで住み替えをお考えなら、20年もつ塗料はもったいない。ご予定を伺ったうえでご提案しています。

その3:劣化が軽いうちに塗る

地味ですが、これがいちばん効きます。

塗装の費用は「塗る」部分だけではありません。下地補修——ひび割れの補修、シーリングの打ち替え、傷んだ板金の交換——が積み重なると、金額はどんどん上がります。

チョーキング(外壁を触ると白い粉がつく状態)が出はじめた頃なら補修は最小限で済みますが、ひび割れから雨水が入って下地が傷んでからでは、補修だけで数十万円ということも珍しくありません。

「助成金が出るまで待とう」がいちばん高くつく、というのはこういう理由です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 名古屋市に外壁塗装の助成金はありますか?
A. 2026年9月時点でありません。名古屋市の公式サイトに「外壁の塗り替え(外壁塗装)など、住宅の性能維持に関する一般的なリフォームや修繕を補助する制度はありません」と明記されています。

Q2. 遮熱塗料を使えば、省エネの補助金が出ますか?
A. 出ません。国の「みらいエコ住宅2026事業」では、外壁の塗料を遮熱塗料に変えるだけでは「躯体部分の断熱」と認められません。対象になるのは、外壁の内側または外側に断熱材を設置する工事です。

Q3. 断熱材を入れる工事と一緒なら使えますか?
A. 使える可能性があります。断熱材の設置は「みらいエコ住宅2026事業」の対象工事です。ただし1申請あたり合計5万円以上の補助額が必要なため、窓の断熱改修などと組み合わせて申請するのが一般的です。工事内容によって条件が変わるので、公式サイトか登録事業者にご確認ください。

Q4. 名古屋市の「脱炭素化促進補助」は使えませんか?
A. 外壁塗装は対象外です。2026年度の対象は、太陽光発電・蓄電システム・HEMS・ZEH・V2H・断熱窓改修・家庭用燃料電池です。窓の断熱改修は対象なので、塗装と同時に窓もお考えなら検討する価値があります。窓口は 052-485-7073 です。

Q5. 火災保険で外壁塗装はできますか?
A. 経年劣化はできません。台風・強風・雹などの自然災害で破損した箇所の修繕であれば、対象になる可能性があります。「保険で自己負担ゼロで塗装できます」と持ちかける業者には注意してください。事実と違う申請は保険金詐欺にあたります。

Q6. 来年になれば助成金ができるかもしれませんか?
A. 予測はできません。ただし、待っている間に劣化が進むと下地補修の費用が増えます。チョーキングが出はじめた程度なら補修は最小限ですが、ひび割れから雨水が入ってからでは数十万円の差になることもあります。

Q7. 愛知県内で助成金がある市はどこですか?
A. 市町村によって実施状況が異なり、年度ごとに変わります。お住まいの自治体の公式サイトで「住宅リフォーム 助成」と検索するのが確実です。名古屋市にお住まいの場合は、上記のとおり対象の制度はありません。

Q8. 助成金の代わりに、値引きはしてもらえますか?
A. 塗り替えショップは足場・洗浄・養生込みのセットプランで価格を出しています。下請けを介さない自社職人による直接施工と、WEB中心の広報で広告費を抑えることで、一般相場の下限を下回る価格をご提供しています。極端な値引きをする代わりに、最初から適正な価格でお出しするという考え方です。詳しくは外壁塗装プラン一覧をご覧ください。

まとめ

名古屋市の外壁塗装と助成金について、この記事でお伝えしたことをまとめます。

  • 名古屋市に外壁塗装の助成金はありません(2026年9月時点・市の公式サイトに明記)
  • 国の「みらいエコ住宅2026事業」も、遮熱塗料に塗り替えるだけでは対象外。断熱材の設置とセットなら可能性あり
  • 名古屋市の「住宅等の脱炭素化促進補助」も外壁塗装は対象外。断熱窓なら対象
  • 火災保険は、自然災害による破損なら使える可能性あり。ただし経年劣化は対象外
  • 「助成金が使えます」と言う業者には、制度の正式名称を聞く
  • 制度を探すより、外壁と屋根をまとめて塗る・1年あたりのコストで塗料を選ぶ・劣化が軽いうちに塗るほうが、はるかに大きく費用を抑えられます

期待させるような書き方をしなかったぶん、がっかりさせてしまったかもしれません。でも、あとで「対象外でした」となるほうが、ずっと嫌な思いをされるはずです。だから正直に書きました。

費用のご相談だけでも大歓迎です。無料の外壁診断で現状を確認したうえで、いま塗るべきか、もう少し待てるのかも含めて正直にお伝えします。お気軽にお声かけください。

この記事を書いた人

児玉

児玉|株式会社グラッド(塗り替えショップ)

外壁診断士

外壁塗装の現場経験10年。名古屋市を中心に、住まいの診断から施工管理までを担当。
好きな言葉は「段取り八分、仕事二分」。塗る前の診断と下地処理こそが塗装の寿命を決めるという信念で、一軒一軒と向き合っています。

※ 本記事の制度内容は2026年9月時点で、名古屋市公式ウェブサイトおよび国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」公式サイトの情報を確認して記載しています。制度は年度ごとに変更・終了する場合がありますので、申請の際は必ず各公式サイトまたは窓口で最新の情報をご確認ください。

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