名古屋市千種区の歴史・文化年表と、街の家の築年数|名古屋市の外壁・屋根塗装は高品質塗装工事の塗り替えショップ

現場ブログBLOG

塗装の豆知識

名古屋市千種区の歴史・文化年表と、街の家の築年数

名古屋市千種区で外壁塗装をお考えの方へ。この記事では、千種区がどうやってできたのかを年表でたどり、国の統計から千種区の家がいつごろ建てられたのかを読み解きます。そのうえで、塗り替えショップが千種区で実際に施工した25件のデータを公開します。

「うちはそろそろ塗り替えの時期なのか」を考えるとき、じつは街がいつできたかがいちばんの手がかりになります。同じ時期に建った家は、同じ時期に傷むからです。

目次

覚王山と東山 ─ 千種区の土台ができるまで(明治・大正)

名古屋市千種区は、市の東部にあります。西は都心に接し、東は東山の丘陵地。坂の多い区です。

この土地の名を広めたのが覚王山日泰寺でした。明治37年(1904年)、タイ王室から贈られた仏舎利(お釈迦さまの遺骨)を安置するために建てられたお寺です。特定の宗派に属さない、日本でただひとつの寺院で、各宗派が持ち回りで管理しています。

日泰寺ができると、その参道に門前町が育ちました。いまも毎月21日の縁日には露店が並びます。覚王山という地名は、このお寺の山号から来ています。

千種区が生まれた日と、東山動植物園(昭和12年)

千種区が誕生したのは昭和12年(1937年)10月1日。東区から旧千種町と東山村を分けて、新しい区になりました。当時の面積は16.43平方キロメートル、18,700世帯・人口90,400人です。

そして同じ昭和12年に東山動植物園が開園しています。2月27日に市電が覚王山から東山公園まで延び、3月3日に東山植物園、3月24日に東山動物園が開きました。区の誕生と動植物園の開園が同じ年、というのは千種区だけの話です。

昭和38年(1963年)には地下鉄東山線が池下から東山公園まで延び、覚王山駅ができました。市電から地下鉄へ、この区の背骨が入れ替わった年です。

千種区の家は、名古屋市のなかで「新しい」ほうです

意外に思われるかもしれませんが、千種区は名古屋市のなかで比較的あたらしい家が多い区です。国の統計(令和5年 住宅・土地統計調査)で、平成3年以降に建った住宅は65.6%で市内3位。築33年以上の住宅は29.5%で、市全体の32.5%より低い数字です。

理由のひとつは、マンションへの建て替えが進んだことです。千種区の住宅85,820戸のうち一戸建ては18,800戸(21.9%)。割合で見ればマンションの多い区になります。

ただ、戸数で見れば約1万9千軒の戸建てがあります。そしてその多くが、いま1回目の塗り替えを迎える時期に入っています。「まだ早いのでは」というご相談をよくいただくのは、そのためです。

年表でたどる名古屋市千種区

名古屋市と区の公式資料で確認できたものだけを並べました。

できごと
明治37年(1904年) タイ王室から贈られた仏舎利を安置するため覚王山日泰寺が創建
昭和12年(1937年)2月27日 市電が覚王山から東山公園まで延長
昭和12年(1937年)3月3日 東山植物園が開園
昭和12年(1937年)3月24日 東山動物園が開園
昭和12年(1937年)10月1日 東区から千種町・東山村を分区し、千種区が誕生(面積16.43km²・18,700世帯・人口90,400人)
昭和38年(1963年) 地下鉄東山線が池下〜東山公園まで延伸し、覚王山駅が開業
平成2年(1990年)1月 区の花「アジサイ」・区の木「ハナミズキ」を制定

数字で見る千種区の住まい ─ 国の統計から

ここからは総務省の住宅・土地統計調査(令和5年)の数字です。名古屋市統計年鑑 令和7年版に区別の集計が載っています。

千種区の住宅は85,820戸、一戸建ては21.9%

住宅の数 85,820戸
一戸建て 18,800戸(21.9%)
持ち家1軒あたりの延べ面積 107.69㎡
名古屋市全体の平均 110.09㎡

千種区の住宅85,820戸は名古屋市16区で3番目に多い数字です。一方で一戸建ては18,800戸・21.9%。市全体の一戸建て率31.6%より低く、マンションの多い区だとわかります。持ち家1軒あたりの延べ面積は107.69㎡で、市の平均110.09㎡をやや下回ります。

築年数の分布

建てられた時期 いまの築年数 戸数 割合
昭和45年以前 築55年以上 3,050戸 3.7%
昭和46年〜55年 築45〜55年 10,980戸 13.4%
昭和56年〜平成2年 築35〜45年 11,300戸 13.8%
平成3年〜12年 築25〜35年 14,990戸 18.4%
平成13年〜22年 築15〜25年 16,990戸 20.8%
平成23年〜令和2年 築5〜15年 20,070戸 24.6%
令和3年以降 築5年以内 4,290戸 5.3%

千種区で築33年以上の住宅は29.5%です(名古屋市全体では32.5%)。

築年数から見る、千種区の塗り替えの時期

外壁塗装の目安は一般的に10年前後と言われます。ただし1回目と2回目以降では、やることがまったく違います。

築45〜55年 ─ 昭和46年〜55年に建った家(10,980戸)

覚王山・池下の古くからの住宅地に残る世代です。この年数になると、塗装の前に下地を直すところが出てきます。モルタルのひび割れ、シーリングの切れ、軒天のはがれ。塗ってもすぐ剥がれるのは、たいていここを飛ばしたときです。

築35〜45年 ─ 昭和56年〜平成2年に建った家(11,300戸)

2回目・3回目の塗り替えになる世代です。サイディングの反りが出ていることがあり、浮いたまま塗ると乾いたあとに塗膜が引っ張られて割れます。ビスで留め直してから塗るのが正しい順番です。

築15〜25年 ─ 平成13年〜22年に建った家(16,990戸)

千種区で2番目に多い世代です(16,990戸)。1回目を済ませて2回目を迎える時期。1回目に安い塗料を使っていると、この時点で下地まで傷んでいることがあります。

築5〜15年 ─ 平成23年〜令和2年に建った家(20,070戸)

千種区でいちばん多い世代です(20,070戸)。この世代は、いまちょうど1回目の塗り替えを迎えます。1回目は下地がまだ生きているぶん補修費が少なくてすみ、そのぶんを塗料のグレードに回せます。同じ予算でも、いちばん長持ちさせられるタイミングです。

千種区の実データ ─ 施工事例25件を数えました

ここからは塗り替えショップの実績です。ホームページに載せている施工事例を実際に数えた数字だけを書いています。

千種区でのご契約は16件、1件あたりの平均は約160万円

入金管理システムで数えた千種区のご契約は16件、請負金額の合計は25,588,685円でした。1件あたりの平均は約160万円です。

⚠️ この平均には、外壁だけの工事も、屋根や防水をまとめてやった工事も、アパートの工事も混ざっています。「千種区なら約160万円でできる」という意味ではありません。金額はお住まいの大きさと傷み具合で変わります。

工事にかかった日数は、平均21.3日

千種区の施工事例25件で、工事期間が記録されているものを平均しました。平均21.3日、いちばん短いもので4日、長いもので30日です。足場を組んでから外すまでの日数で、雨で作業できない日も含みます。

工事の内訳

工事の内容 件数 25件のうち
外壁塗装 24件 96%
屋根塗装 14件 56%
シーリング工事 12件 48%
ベランダ防水 11件 44%
構塀塗装 4件 16%
雨樋交換工事 3件 12%

千種区のお宅の外壁材

外壁材が記録されている16件の内訳です。

外壁材 件数 割合
窯業系サイディング 14件 88%
リシン 1件 6%
ALC 1件 6%

千種区で選ばれた外壁の色

順位 件数
1位 クールホワイト 9件
2位 ブロークンホワイト 6件
3位 ニュートラルホワイト 3件
4位 エクリュ 3件
5位 クエリー 2件
6位 ライトクリーム 2件

千種区で選ばれた屋根の色

順位 件数
1位 チャコール 6件
2位 ミストグリーン 2件
3位 ミネラルグレイ 2件
4位 モカ 2件

これらは2020年から2026年にかけて施工したものです。1件ずつの写真と使った塗料は、名古屋市千種区の外壁塗装のページにすべて載せています。

千種区の暮らしと、年中行事

区の花はアジサイ、区の木はハナミズキ

どちらも平成2年(1990年)1月に制定されました。区の東部に広がる東山の緑と、坂道の多い街並みに合う花木が選ばれています。

覚王山日泰寺と、毎月21日の縁日

明治37年、タイ王室から贈られた仏舎利を安置するために建てられた、日本でただひとつの超宗派の寺院です。各宗派が持ち回りで管理しています。毎月21日の弘法さんの縁日には、参道に露店が並びます。

東山動植物園

昭和12年3月に開園しました。区が誕生したのと同じ年です。動物園・植物園・東山スカイタワーがあり、いまも名古屋を代表する場所のひとつです。

星が丘・覚王山の街並み

外観にこだわって建てられたお住まいが多い地域です。塗り替えのご相談でも「街並みから浮かない色にしたい」というご希望をよくいただきます。色は小さな見本ではなく、実物大に近い塗り板を屋外の光の下で見比べて決めることをおすすめしています。

千種区の塗り替えは、地元の会社へ

塗り替えショップの本社は名古屋市港区、ショールームは西区庄内通と中村区鳥居通にあります。千種区での施工事例は25件、ご契約は16件です。

千種区のお宅でとくに気をつけているのは、坂道と高低差です。敷地の片側だけ地面が低いお宅では、足場を平らに組むために追加の材料と手間がかかります。現地を見ずに出す見積もりには、この差が入っていません。

もうひとつが色えらびです。1回目の塗り替えは、いまの外壁の色をそのまま再現するか、思い切って変えるかで悩まれる方が多い。カラーシミュレーションと塗り板の両方でご覧いただいてから決めていただいています。

まとめ

  • 千種区は昭和12年10月1日、東区から千種町・東山村を分けて誕生した
  • 同じ昭和12年に東山動植物園が開園。区の誕生と同じ年
  • 明治37年創建の覚王山日泰寺は、日本でただひとつの超宗派の寺院
  • 住宅85,820戸は市内3位。ただし一戸建ては21.9%でマンションの多い区
  • 平成3年以降に建った住宅が65.6%で市内3位。名古屋市のなかでは家が新しい区
  • だから千種区は1回目の塗り替えを迎えるお宅がいちばん多い区のひとつ。1回目は補修費が少なく、そのぶんを塗料のグレードに回せる
  • 塗り替えショップの千種区の施工事例は25件、工事期間は平均21.3日

塗り替えショップでは、その場でご契約をお願いすることはありません。診断の結果「まだ数年もちますよ」とお伝えすることもあります。名古屋市千種区のお宅も、まずは無料の外壁診断からどうぞ。

この記事を書いた人

澤 信行|株式会社グラッド(塗り替えショップ)代表取締役

名古屋市港区に本社、西区庄内通と中村区鳥居通にショールームを構える外壁塗装専門店の代表。年間100件以上の施工に携わる。「その場で契約をお願いしない」「診断で問題がなければ、そうお伝えする」を方針にしています。

名古屋市の区ごとの外壁塗装

塗り替えショップは名古屋市全域で施工しています。区ごとのページに、その区の施工事例・選ばれた色・工事期間の実績と、住宅・土地統計調査から見たその区の住まいのデータ(一戸建ての割合・持ち家の広さ・築年数の分布)をまとめています。

簡単30秒見積もり依頼

必須
必須