名古屋市南区の歴史・文化年表と、街の家の築年数|名古屋市の外壁・屋根塗装は高品質塗装工事の塗り替えショップ

現場ブログBLOG

塗装の豆知識

名古屋市南区の歴史・文化年表と、街の家の築年数

名古屋市南区で外壁塗装をお考えの方へ。この記事では、南区がどうやってできたのかを年表でたどり、国の統計から南区の家がいつごろ建てられたのかを読み解きます。そのうえで、塗り替えショップが南区で実際に施工した18件のデータを公開します。

「うちはそろそろ塗り替えの時期なのか」を考えるとき、じつは街がいつできたかがいちばんの手がかりになります。同じ時期に建った家は、同じ時期に傷むからです。

目次

海を埋め立ててできた街(江戸〜明治)

名古屋市南区は、市の南部にあります。面積は約18.46平方キロメートルで市内7番目。いまは陸地ですが、もとは海でした

江戸時代ごろから新田開発が進み、少しずつ陸地が広がっていきます。近代に入ると鉄鋼・金属・機械・化学などの工場が立ち並ぶ、市内有数の工場地帯として発展しました。大江のあたりがその中心です。

一方で旧東海道沿いには、笠寺観音(尾張四観音のひとつ)が立っています。市内で唯一現存する笠寺一里塚も南区です。海を埋めてできた工業の街と、街道の門前町が同じ区にある。これが南区の姿です。

名古屋市で最も古い区のひとつ(明治41年〜昭和12年)

南区は明治41年(1908年)4月1日、名古屋市が東・西・中・南の4区に分かれたときからある区です。名古屋市でいちばん古い4つの区のひとつということになります。

昭和12年(1937年)10月、名古屋市は6区を増やして10区になります。このとき南区の区域も整理され、いまの形に近づきました。

そして昭和34年(1959年)9月26日の伊勢湾台風。南区は名古屋市のなかでもっとも大きな被害を受けた区でした。海に近い土地であることが、このとき最悪の形で出てしまいました。

南区は「戸建てが多く、しかも家が古い」区です

国の統計(令和5年 住宅・土地統計調査)を見ると、南区は2つの数字が同時に高く出ます。

ひとつは一戸建ての割合41.3%で市内3位。もうひとつが築33年以上の住宅37.6%で市内4位です。市全体の一戸建て率は31.6%、築33年以上は32.5%ですから、どちらも市の平均を大きく上回っています。

戸建てが多く、しかも建ってから年数が経ったお宅が多い。そこに海が近いという条件が重なります。南区で外壁塗装を考えるとき、この3つが前提になります。

年表でたどる名古屋市南区

名古屋市と区の公式資料で確認できたものだけを並べました。

できごと
江戸時代 新田開発が進み、海だった土地が少しずつ陸地になる
江戸時代 旧東海道沿いに笠寺一里塚が築かれる(市内で唯一現存
明治41年(1908年)4月1日 名古屋市が東・西・中・南の4区に分かれ、南区が設置される
近代 鉄鋼・金属・機械・化学の工場が立ち並び、市内有数の工場地帯に
昭和12年(1937年)10月 名古屋市が10区に改編。南区の区域も整理される
昭和34年(1959年)9月26日 伊勢湾台風。南区は名古屋市でもっとも大きな被害を受けた
昭和63年(1988年) 区の花「ひまわり」・区の木「クスノキ」を制定
平成24年(2012年)5月1日 面積 約18.46平方キロメートル(市内7番目)

数字で見る南区の住まい ─ 国の統計から

ここからは総務省の住宅・土地統計調査(令和5年)の数字です。名古屋市統計年鑑 令和7年版に区別の集計が載っています。

南区の住宅は59,560戸、一戸建ては41.3%

住宅の数 59,560戸
一戸建て 24,580戸(41.3%)
持ち家1軒あたりの延べ面積 109.76㎡
名古屋市全体の平均 110.09㎡

南区の一戸建ては24,580戸・41.3%で市内3位です(市全体は31.6%)。持ち家1軒あたりの延べ面積は109.76㎡で、市の平均110.09㎡とほぼ同じ。住宅59,560戸に対して戸建てが4割を超えるという、名古屋市では戸建ての多いほうの区になります。

築年数の分布

建てられた時期 いまの築年数 戸数 割合
昭和45年以前 築55年以上 4,280戸 8.1%
昭和46年〜55年 築45〜55年 7,720戸 14.6%
昭和56年〜平成2年 築35〜45年 10,400戸 19.6%
平成3年〜12年 築25〜35年 9,250戸 17.5%
平成13年〜22年 築15〜25年 10,870戸 20.5%
平成23年〜令和2年 築5〜15年 7,970戸 15.0%
令和3年以降 築5年以内 2,490戸 4.7%

南区で築33年以上の住宅は37.6%です(名古屋市全体では32.5%)。

築年数から見る、南区の塗り替えの時期

外壁塗装の目安は一般的に10年前後と言われます。ただし1回目と2回目以降では、やることがまったく違います。

築45〜55年 ─ 昭和46年〜55年に建った家(7,720戸)

笠寺・道徳の古くからの住宅地に多い世代です(7,720戸)。この年数になると、塗装の前に下地を直すところが出てきます。海が近い南区では、鉄部のサビが先に出ていることが多い。雨樋の金具、雨戸・シャッターの枠、ベランダの手すり、玄関まわりの庇。赤茶色の点々が出ていたら、そこから始まっています。

築35〜45年 ─ 昭和56年〜平成2年に建った家(10,400戸)

南区で2番目に多い世代です(10,400戸)。2回目・3回目の塗り替えになります。サイディングの反り、シーリングの切れが出ていることがあり、塗る前に直す必要があります。

築25〜35年 ─ 平成3年〜12年に建った家(9,250戸)

1回目を済ませて2回目を迎える時期です(9,250戸)。1回目に安い塗料を使っていると、この時点で下地まで傷んでいることがあります。

築15〜25年 ─ 平成13年〜22年に建った家(10,870戸)

南区でいちばん多い世代です(10,870戸)。築15〜25年で、1回目か2回目の塗り替えを迎えます。海に近いお宅は、内陸の区より塗膜の傷みが早く出ることがあります。

南区の実データ ─ 施工事例18件を数えました

ここからは塗り替えショップの実績です。ホームページに載せている施工事例を実際に数えた数字だけを書いています。

南区でのご契約は9件

入金管理システムで数えた南区のご契約は9件です。件数が少ないため、平均金額は出していません。9件の平均は、たまたま大きい工事が1件入るだけで大きく動いてしまい、かえって誤解を招くからです。

工事にかかった日数は、平均18.5日

南区の施工事例17件で、工事期間が記録されているものを平均しました。平均18.5日、いちばん短いもので2日、長いもので35日です。足場を組んでから外すまでの日数で、雨で作業できない日も含みます。

工事の内訳

工事の内容 件数 18件のうち
外壁塗装 15件 83%
シーリング工事 9件 50%
屋根塗装 8件 44%
ベランダ防水 7件 39%
屋上防水 3件 17%
屋根カバー工法 1件 6%

南区のお宅の外壁材

外壁材が記録されている10件の内訳です。

外壁材 件数 割合
窯業系サイディング 9件 90%
ALC 1件 10%

南区で選ばれた外壁の色

順位 件数
1位 ブロークンホワイト 6件
2位 ガルグレー 4件
3位 オリーブグリーン 2件
4位 シルキーホワイト 2件
5位 クレイトーン 2件
6位 ラベンダーホワイト 1件

南区で選ばれた屋根の色

順位 件数
1位 パイオニア 4件
2位 ブルーグレイ 2件
3位 マウンテンブルー 2件

これらは2020年から2026年にかけて施工したものです。1件ずつの写真と使った塗料は、名古屋市南区の外壁塗装のページにすべて載せています。

南区の暮らしと、年中行事

区の花はひまわり、区の木はクスノキ

どちらも昭和63年(1988年)に制定されました。クスノキは、市の天然記念物に指定されている村上社のクスノキが区内にあることにちなんでいます。

笠寺観音と、笠寺一里塚

笠寺観音は尾張四観音のひとつ。旧東海道沿いの門前町として栄えました。すぐ近くにある笠寺一里塚は、名古屋市内で唯一現存する一里塚です。江戸時代、街道を行き来する人の目印でした。

見晴台遺跡と考古資料館

南区には弥生時代の集落跡である見晴台遺跡があり、見晴台考古資料館で出土品を見ることができます。海だった土地に人が住み始めた跡です。

工場地帯と、暮らし

大江のあたりには、いまも鉄鋼・金属・機械・化学の工場が集まっています。この近くのお宅では、粉じんによる黒ずみが出やすくなります。白系の外壁ほど目立つので、汚れを寄せつけにくい低汚染タイプの塗料が向いています。

南区の塗り替えは、地元の会社へ

塗り替えショップの本社は名古屋市港区です。同じ海沿いの区として、南区の条件はよく分かっているつもりです。南区での施工事例は18件、ご契約は9件です。

南区のお宅でとくに気をつけているのは、鉄部のケレン(サビ落とし)です。錆の上から塗料を塗っても、下で錆が広がり続けて数年で塗膜が膨れます。お見積りを取るときは「ケレン」または「素地調整」の記載があるかを確認してください。金額だけを見比べると、この工程を省いた見積書が安く見えてしまいます。

もうひとつが外壁と付帯部をまとめて見ることです。外壁がきれいになっても、上にある雨樋の金具や庇が錆びたままだと、そこから赤茶色の汚れが流れ落ちます。足場は一度しか建てられません。

まとめ

  • 南区は明治41年4月1日に設置された、名古屋市でいちばん古い4区のひとつ
  • もとは海。江戸時代の新田開発で陸地になり、近代は市内有数の工場地帯
  • 昭和34年の伊勢湾台風で、名古屋市でもっとも大きな被害を受けた区
  • 一戸建て41.3%で市内3位築33年以上37.6%で市内4位。戸建てが多く、家も古い
  • 海が近いので鉄部のサビが外壁より先に出る。ケレンの記載を見積書で確認する
  • 大江の工場地帯に近いお宅は粉じんの黒ずみが出やすい。低汚染タイプが向く
  • 塗り替えショップの南区の施工事例は18件、工事期間は平均18.5日

塗り替えショップでは、その場でご契約をお願いすることはありません。診断の結果「まだ数年もちますよ」とお伝えすることもあります。名古屋市南区のお宅も、まずは無料の外壁診断からどうぞ。

この記事を書いた人

澤 信行|株式会社グラッド(塗り替えショップ)代表取締役

名古屋市港区に本社、西区庄内通と中村区鳥居通にショールームを構える外壁塗装専門店の代表。年間100件以上の施工に携わる。「その場で契約をお願いしない」「診断で問題がなければ、そうお伝えする」を方針にしています。

名古屋市の区ごとの外壁塗装

塗り替えショップは名古屋市全域で施工しています。区ごとのページに、その区の施工事例・選ばれた色・工事期間の実績と、住宅・土地統計調査から見たその区の住まいのデータ(一戸建ての割合・持ち家の広さ・築年数の分布)をまとめています。

簡単30秒見積もり依頼

必須
必須