名古屋市西区の歴史・文化年表と、街の家の築年数|名古屋市の外壁・屋根塗装は高品質塗装工事の塗り替えショップ

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名古屋市西区の歴史・文化年表と、街の家の築年数

こんにちは!名古屋市の外壁塗装専門店「塗り替えショップ」代表の澤です。

西区の庄内通に、私たちのショールームがあります。塗料の実物とカラーシミュレーションを置いてある店で、毎日この街を車で走って現場に向かっています。

あるとき、西区で塗らせていただいたお宅を数えていて、気づいたことがありました。

「西区って、外壁がサイディングの家がやけに多いな」と。

数えたら、記録の残っている84件のうち61件(73%)がサイディングでした。サイディングが普及したのは平成に入ってから。つまり西区には、平成に建った家が多いということになります。

ところが西区は、名古屋市でいちばん古い区のひとつなんです。誕生は明治41年。四間道や円頓寺には、400年前の町並みが今も残っています。

街はいちばん古いのに、家はいちばん新しい部類。 調べてみたら、これにはちゃんと理由がありました。

今回は、名古屋市西区の歴史・文化年表と、そこから見えてくる「西区の家がいま何年目なのか」を、国の統計と自社の施工データの両方からまとめました。地元の方にも、これから西区に住む方にも読んでいただけたらうれしいです。

愛知県名古屋市西区 A様邸の外壁塗装
愛知県名古屋市西区 M様邸の外壁塗装
愛知県名古屋市西区 I様邸の外壁塗装
名古屋市西区で実際に施工させていただいたお宅です(左からA様邸・M様邸・I様邸)

目次

西区は名古屋市でいちばん古い区のひとつ(明治)

名古屋市に「区」ができたのは明治41年(1908年)4月1日のことです。このとき全市が東・西・中・南の4つに分けられ、西区はその最初の4区のひとつとして誕生しました

つまり西区は、名古屋市のなかでいちばん古い区のひとつ。今年(2026年)で118年目になります。

もっとも、街そのものの歴史はさらに古く、江戸時代にさかのぼります。名古屋城の西に広がるこの一帯は、清須から名古屋へ町ごと引っ越した「清須越」(慶長15年〜)でできた町でした。四間道(しけみち)の土蔵の並びや、円頓寺の商店街は、その時代の名残です。

庄内学区に残る記録では、慶長19年以降に現在地へ移り住んだとされています。名塚村74戸270人、新福寺村27戸116人、堀越村68戸335人——江戸時代の記録(尾張徇行記)に残る、当時の村の規模です。

いま西区には80,882世帯・154,443人が暮らしています(令和8年8月1日現在)。江戸時代の数百戸から、100倍以上の街になりました。

庄内川の北と南で、街の成り立ちが違う(昭和)

西区を語るうえで欠かせないのが庄内川です。区のまんなかを南北に分けるように流れていて、北と南で街のできた時期がまったく違います

南側 ─ 明治41年からの西区

名古屋城の西側、那古野・幅下・城西・栄生といった地域です。明治41年に西区ができたときからの区域で、古い町並みが残っています。

栄生のあたりは明治の末に日本陶器や豊田紡績の工場ができ、働く人が集まって活気づいた街でした。大正10年(1921年)には枇杷島町が西春日井郡から西区に編入されています。

北側 ─ 昭和に入ってから編入された地域

庄内川の北側は、もともと西春日井郡の村や町でした。

  • 昭和12年(1937年)10月 … 庄内町などが名古屋市に編入され、西区の一部に
  • 昭和30年(1955年)10月山田村が名古屋市と合併し、西区に編入。これでいまの西区の区域が完成しました

大野木・比良・山田といった庄内川以北の地域は、このとき西区になりました。西区が今の形になってから、まだ70年ほどです。

この「北側があとから加わった」という事実が、のちに西区の家を新しくしていきます。

地下鉄と高速道路が、西区の家を新しくした(平成)

庄内川の北側は、長く田畑の広がる地域でした。それが変わったのが平成です。

  • 平成5年(1993年) … 地下鉄鶴舞線が上小田井まで延長。名鉄犬山線と直通になり、名古屋の中心部まで一本でつながりました
  • 平成19年(2007年)名古屋高速道路が完成

交通が通ると、住宅が建ちます。国の統計を見ると、それがはっきり数字に出ています。

西区の住宅74,500戸のうち、42,830戸(57.5%)が平成3年以降に建った家です。

江戸時代からの町並みが残る区でありながら、住んでいる家の半分以上は平成生まれ。これが西区の姿です。

年表でたどる名古屋市西区(明治22年〜現在)

名古屋市の公式資料と、西区の各学区の記録から、西区に関わるできごとを並べました。

明治・大正

できごと
明治22年(1889年) 名古屋市が市制施行。同じ年、稲生村・名塚村・新福寺村・堀越村が合併して庄内村が誕生(庄内川の左岸にあることが名前の由来)
明治40年(1907年) 名古屋市が熱田町を編入
明治41年(1908年)4月1日 全市を東・西・中・南の4区に分けて区役所を設置。西区が誕生
明治末期 栄生に日本陶器・豊田紡績の工場が設立され、人が集まりはじめる
大正10年(1921年) 西春日井郡枇杷島町が西区に編入

昭和

できごと
昭和12年(1937年)10月 名古屋市が10区に再編。西春日井郡庄内町などが西区に編入される
昭和30年(1955年)10月 山田村が名古屋市と合併して西区に編入。これで今の西区の区域が完成
昭和47年(1972年)9月 区の木がやなぎに決まる
昭和63年(1988年)1月 区の花がさくらそうに決まる

平成・令和

できごと
平成5年(1993年) 地下鉄鶴舞線が上小田井まで延長。名鉄犬山線と直通運転がはじまる
平成19年(2007年) 名古屋高速道路が完成
近年 四間道の町並みと赤とんぼ橋が第23回 名古屋市都市景観賞を受賞
令和8年(2026年)8月1日 西区の世帯数80,882世帯、人口154,443人(男性75,970人・女性78,473人)

出典:名古屋市「西区の紹介」「市域のうつりかわり」「西区の毎月1日現在の世帯数と人口」および西区各学区の紹介ページ

数字で見る西区の住まい ─ 国の統計から

ここからは国の調査(令和5年 住宅・土地統計調査/名古屋市統計年鑑 令和7年版)をもとに、西区の住まいを数字で見ていきます。

西区の住宅は74,500戸、一戸建ては32.2%

項目 西区 名古屋市全体
住宅の総数 74,500戸 1,128,700戸
一戸建て 24,000戸(32.2%) 356,200戸(31.6%)
持ち家 34,450戸 526,200戸
借家 35,550戸 550,300戸

西区の一戸建ての割合は32.2%。名古屋市全体(31.6%)とほぼ同じです。マンションやアパートの多い区ですが、それでも24,000戸の一戸建てがあります。

西区の持ち家は、平均110.43㎡(約33坪)

1戸あたりの延べ面積を見ると、西区の持ち家は110.43㎡。坪に直すと約33坪です。

名古屋市全体の持ち家の平均が110.09㎡ですから、西区はほぼ市の平均どおりということになります。外壁塗装の見積もりでよく言われる「30坪の家」に、ほぼぴったり当てはまるサイズです。

実際のご契約金額から相場をまとめたページもあります。名古屋市西区の外壁塗装 費用相場

西区は名古屋市のなかでも「家が新しい区」でした

ここがいちばん面白いところです。いつ建った家なのかを市全体と比べてみます。

建った時期 西区 西区の割合 市の割合
昭和45年以前 3,750戸 5.0% 4.9%
昭和46〜55年 5,370戸 7.2% 12.4%
昭和56年〜平成2年 11,080戸 14.9% 15.1%
平成3〜12年 14,220戸 19.1% 17.0%
平成13〜22年 13,640戸 18.3% 18.3%
平成23年〜令和2年 14,970戸 20.1% 19.7%
令和3年〜5年9月 5,110戸 6.9% 5.6%

ここに西区の特徴がはっきり出ています。

  • 平成2年以前に建った家は27.1%。名古屋市の平均は32.5%ですから、市内でも家が新しいほうの区です
  • とくに昭和46〜55年が7.2%と少ない(市平均12.4%)。高度成長期の住宅ラッシュは、西区ではまだ本格化していませんでした
  • かわりに平成3年以降が57.5%。地下鉄が上小田井まで延びた平成5年以降に家が一気に増えたことが、数字に出ています

街は名古屋でいちばん古い部類、家は新しい部類。 これが西区です。

年表から見える「西区の家の築年数」と塗り替えの時期

ここまでの数字を、塗り替えの話につなげます。外壁塗装は10年前後が目安とよく言われますが、実際は建った時期によって「いま何回目か」が変わります。

築35〜45年 ─ 昭和56年〜平成2年に建った家(11,080戸)

西区の住宅の14.9%がこの世代です。すでに3回目・4回目の塗り替えを迎えている時期になります。

この年代の家は外壁がモルタルやリシン吹き付けのものが多く、ひび割れ(クラック)が課題になります。塗る前に下地をどこまで直すかで、仕上がりと持ちが変わります。

築25〜35年 ─ 平成3〜12年に建った家(14,220戸・いちばん多い世代のひとつ)

地下鉄が上小田井まで延びた平成5年前後に建った家です。2回目・3回目の塗り替えの時期にあたります。

この年代から窯業系サイディングが一気に普及しました。サイディングは板と板の継ぎ目にシーリング(コーキング)が入っていて、これが10年前後で硬くなり、切れてきます。

塗装と一緒にシーリングを打ち替えるかどうかで、雨漏りのリスクがまったく変わります。私たちが西区で施工した135件のうち55件で、塗装とシーリングを同時に行っています。

築15〜25年 ─ 平成13〜22年に建った家(13,640戸)

1回目・2回目の塗り替えの時期です。

「まだきれいだから大丈夫」と思われがちですが、外壁を手でさわって白い粉がつく(チョーキング)ようになっていたら、塗膜が寿命を迎えているサインです。見た目がきれいでも、防水の力は落ちています。

築15年以内 ─ 平成23年以降に建った家(20,080戸)

西区でいちばん多い世代です(令和3〜5年の5,110戸を含む)。そろそろ1回目の時期を迎えます。

新築時に使われた塗料のグレードによって、7年ほどで色あせが出るものもあれば、15年もつものもあります。まずは診断だけ受けて、あと何年もつのかを知っておくのがいちばん無駄がありません。

塗り替えショップでは外装劣化診断士による無料診断を行っています。診断の結果「まだ数年もちますよ」とお伝えすることもあります。無料の外壁・屋根診断について

西区の実データ ─ 契約32件と施工事例135件を数えました

ここからは、統計ではなく私たちが西区で実際にやった工事の数字です。全部、数えられる実数です。

西区でのご契約は32件、1件あたりの平均は約127万円

西区でいただいたご契約は32件、合計4,061万円(税込)。1件あたりの平均は約127万円でした。

※ この平均には、外壁だけの工事も、屋根や防水をまとめてやった工事も、アパートの工事も混ざっています。「西区なら127万円でできる」という意味ではありません。 建物の大きさ、傷み具合、どこまで一緒にやるかで金額は変わります。

工事にかかった日数は、平均20.5日

施工事例135件のうち、工期の記録がある131件を数えました。

  • 平均 20.5日
  • 中央値 22日

「1週間くらいで終わりますか」と聞かれることがありますが、足場を組んで、洗って、乾かして、下地を直して、3回塗って、片づけるまでを丁寧にやると3週間前後かかります。雨が降れば延びます。

西区の外壁材 ─ 73%がサイディング

外壁材の記録がある84件を数えました。

外壁材 件数 割合
サイディング 61件 73%
ALC 17件 20%
リシン 4件 5%
タイル・モルタル 各1件 各1%

冒頭に書いたとおり、西区はサイディングの家が圧倒的に多いです。これは「平成に建った家が多い」という統計とぴったり一致します。

サイディングの塗り替えでいちばん大事なのは、板の継ぎ目のシーリングです。塗装だけしてシーリングを放置すると、数年後にそこから雨が入ります。シーリングについて

西区で選ばれた色ランキング

施工事例135件で使われた色を、事例の数で数えました(1件で複数の色を使っているお宅もあります)。

順位 件数
1位 クールホワイト 15件
2位 ブロークンホワイト 9件
2位 チャコール 9件
2位 アイアンバーグ 9件
5位 パイオニア/ニュートラルホワイトオフホワイト 各6件
8位 スレートグレー 5件

1位はクールホワイト。白系がいちばん多く選ばれています。まわりの家となじみやすく、家が大きく見える色です。

2位にはチャコール(濃いグレー)アイアンバーグ(濃いブラウン)が並びました。屋根や付帯部と合わせたツートンにされる方が増えています。

色選びで迷われたら、庄内通のショールームにお越しください。塗料の実物サンプルと、カラーシミュレーションでご覧いただけます。カラーシミュレーション外壁の色えらび(実際の施工写真から選ぶ)

工事の内訳 ─ ベランダ防水が半分

施工事例135件の工事内容を数えました。

  • 外壁塗装 … 119件
  • ベランダ防水 … 67件(全体の約半分)
  • 屋根塗装 … 58件
  • シーリング工事 … 55件
  • 屋上防水 … 20件
  • 屋根カバー工法 … 8件
  • アパート・マンションなどの大型物件 … 7件

西区ではベランダ防水が多いのが特徴です。平成に建った家はベランダのある家が多く、防水層が10〜15年で寿命を迎えます。足場を組むタイミングで一緒にやるのが、いちばん無駄がありません。

また西区は集合住宅が多い区(借家35,550戸)ということもあり、アパートやマンションの塗装も7件お任せいただいています。

西区の暮らしと、年中行事

区の花はさくらそう、区の木はやなぎ

西区の木はやなぎ(昭和47年9月)、区の花はさくらそう(昭和63年1月)です。やなぎは庄内川の堤にゆかりのある木で、水とともにあった街の歴史を映しています。

円頓寺七夕まつり

西区の夏の風物詩といえば円頓寺七夕まつりです。円頓寺商店街に、手作りの張りぼてがずらりと下がります。近ごろは映画やテレビの撮影に使われることもあって、若い方の姿も増えました。

※ 開催日は年によって変わります。おでかけの前に主催者の案内をご確認ください。

四間道と、400年前の町並み

那古野の四間道(しけみち)は、名古屋城の築城にあわせて清須から移ってきた町人の街です。白壁の土蔵と、屋根の上にまつられた屋根神様が並ぶ通りで、歩くと400年前にタイムスリップしたような気分になります。

四間道の町並みと赤とんぼ橋は、第23回 名古屋市都市景観賞を受賞しています。

枇杷島や庄内のあたりにも屋根神様の信仰が残っていて、西区は古いものが日常のなかに残っている街です。

庄内川と、街のかたち

西区のまんなかを流れる庄内川は、街を南北に分けています。南側は名古屋城下からの古い町、北側は昭和30年に編入された旧山田村の地域。同じ区でも、街の成り立ちがまったく違います

塗装の現場を回っていても、南と北で家の雰囲気が違うのがよく分かります。南はモルタルやリシンの古い家が点在し、北は平成に建ったサイディングの家が並ぶ——そんな印象です。

西区の塗り替えは、西区の会社へ

塗り替えショップは、名古屋市西区庄内通2丁目18-7 アトラクトビル1Fにショールームを構えています。地下鉄鶴舞線「庄内通」駅からすぐです。

ショールームには塗料の実物サンプルがあり、カラーシミュレーションで塗り替え後のイメージをその場でご覧いただけます。外壁は一度塗ると10年以上つきあうものなので、色は実物で見て決めていただきたいと思っています。

西区でこれまでにやらせていただいた工事は施工事例135件、いただいたお客様の声は102件です。すべて名古屋市西区の外壁塗装のページに載せています。写真もお客様の言葉も、実際のものです。

  • 外装劣化診断士による無料の外壁・屋根診断
  • 工事中は毎日LINEで日報をお送りします(共働きのご家庭に好評です)
  • 自社保証最長10年(塗料のグレードによります)

診断の結果「まだ数年もちますよ」とお伝えすることもあります。その場で契約をお願いすることはありません。

まとめ

名古屋市西区を、歴史と数字の両方から見てきました。

  • 西区は明治41年(1908年)、名古屋市に最初にできた4つの区のひとつ。市内でいちばん古い区のひとつです
  • 庄内川が区を南北に分け、北側は昭和30年に山田村が編入されてできた地域です
  • 平成5年の地下鉄延伸平成19年の名古屋高速完成で、住宅が一気に増えました
  • その結果、西区の住宅74,500戸のうち57.5%が平成3年以降に建った家。平成2年以前は27.1%(市平均32.5%)で、市内でも家が新しいほうの区です
  • 私たちが西区で施工した135件でも、外壁の73%がサイディング。統計と一致しました
  • いちばん多いのは築15〜35年の層1回目から3回目の塗り替えを迎えるお宅が多い街です

街は古く、家は新しい。 西区はそういう街でした。

お住まいが「いま何年目なのか」「あと何年もつのか」が気になったら、まずは無料診断だけでも受けてみてください。庄内通のショールームでお待ちしています。

この記事を書いた人

澤 信行|株式会社グラッド(塗り替えショップ)代表取締役

名古屋市港区に本社、西区庄内通と中村区鳥居通にショールームを構える外壁塗装専門店の代表。年間100件以上の施工に携わる。「その場で契約をお願いしない」「診断で問題がなければ、そうお伝えする」を方針にしています。

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