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失敗しない!!!外壁塗装の正しい塗り方DIY・手順
🌈愛知県名古屋市外壁塗装🏠屋根塗装🏠
塗り替えショップ株式会社グラッド🐹林田🐹と申します。
みなさんこんにちは🤗🤗
自分で外壁塗装したいけど塗り方がわからない…
そもそも何を使えばいいの?
そのようなお悩み解決させて頂きます!!!
外壁塗装は正しく行わなければ塗装の効果を発揮することができません。
今回は外壁塗装の正しい塗り方・使用道具・外壁塗装のDIYの注意点をお伝えさせていただきます。
1.正しい外壁塗装の塗り方
1-1.正しい塗り方
建物の劣化の一番の原因は塗膜の防水機能が低下することにあります。
塗膜の防水性が切れてしまうと外壁材に直接雨水や紫外線が当たってしまい外壁材やお家の構造体の劣化・雨漏りに繋がってしまう恐れがあります。
そのまま放置してしまうと外壁塗装だけでは済まされず建て替えないと住める状態ではありません…なんて状態にまで発展してしまう恐れがあります。
その為定期的なメンテナンス=定期的な塗り替えが必要となってきます。
*手順
手順としては以下の通りになります。
①足場組立
足場を組み立てて洗浄水の飛散を防止するシートをかけて養生します。
②洗浄
塗料と建材の密着を強化するため外壁に付着した埃や汚れを落としていきます。
③下地補修
外壁のひび割れや劣化してしまったシーリング等の補修を行います。
④養生
窓ガラスや植木・地面の土間等塗料がついてしまうと不都合な場所をビニールやテープなどで覆います。
⑤塗装(下塗り)
下塗りは仕上がりの色となる上塗剤と外壁を密着させる接着剤のような役割を果たします。
⑥塗装(中塗り・上塗り)
実際の仕上がりの色の塗料を塗っていきます。
塗料の性能を発揮させるため基準塗布量と乾燥時間を厳守して塗り重ねていきます。
⑦足場解体
足場を解体します。
※足場は専門家に組み立ててもらう必要があります。
(平均価格15~20万円)
*塗り方
塗り方には大きく分けて2種類あります。
・ローラー工法
減益に近い状態で手塗するため環境問題や騒音対策といった面で問題が出にくいです。
手間がかかる分分厚い膜厚を付けることができる為吹き付け工法より耐久性が高くなります。
ウールローラーが一般的には使用されていますが傷みのひどい場合やとにかく強い塗膜にする場合は砂骨ローラーという最も膜厚に作れるローラーを使用する場合もあります。
気になる方は業者にどんなローラーを使用するのか確認してみるのもいいかもしれません。
・メリット:耐久性が高く環境に優しい。
塗料が周りに飛び散る可能性が少ない。
・デメリット:手塗ローラー工法は膜厚が厚い為乾燥時間が多く掛かる。
吹き付け塗装の様に豊富な仕上げ模様がない。
・吹き付け工法
スプレーガン・コンプレッサーと言った機会をセットし大きな音を出しながら外壁に塗料を吹き付けていきます。
手塗と比較して一気に塗れるため楽に早く塗ることができます。
手塗だとどうしても塗った感が出てしまいますが吹き付け工法の場合均一に塗料を載せることができる為とてもきれいに仕上がります。
一方スプレーのように小さな穴から噴射するため塗料を水やシンナーで希釈して使用します。
手塗した場合と比較して塗布量が少なくなってしまいがちなので塗料の本来の性能が発揮できるよう丁寧に施工するのがポイントになります。
また塗料が拡散してしまうため近隣の建物や車・洗濯物に塗料がつかないように養生して周りに迷惑が掛からないよう配慮が必要です。
・メリット:施工が楽で仕上がりが綺麗になる
・デメリット:ローラー工法と比較し耐久性が落ちてしまう。
塗料が飛散してしまうため養生が大変。
騒音や環境問題が気になる。
*塗る際の基準
塗装を行う際正しい塗布量、塗り重ね乾燥時間を守ることが大切です。
塗料を塗る際には各メーカーより指定されている塗布量を守らなければなりません。
基準塗布量を守った塗膜を確保しないとその塗料が持つ本来の性能は発揮されません。
また下塗り、中塗り、上塗りと工程を重ねていくうえで大切なのが重ね乾燥時間です。
基本的に下塗り、中塗り、上塗りの乾燥時間は最低1日はかかります。
一般的には温度が低い方が乾きにくく湿度が高い方が乾きやすくなります。
乾燥時間は塗料によって異なります。
夏場は20℃以上で~時間、冬場は10℃で~時間等と塗料ごとに決まっているため乾燥時間が不十分だと塗料の耐久性・性能が低下してしまい塗膜が剥がれてしまう原因となります。
1-2.正しく塗らなかった場合に起こってしまうトラブル
①塗装面での仕上がり光沢(差)
・症状
正面もしくは斜めから見ると光沢が異なる箇所がある
・原因
仕上げ時のローラーの方向が違う。
塗着量が違う。
・対策
目地から目地の見切り箇所は同じ方向にローラーを動かして仕上げる。
また塗布量を揃える為に同じ中毛ローラーでも毛足の長さが同じものを使用すること。
②塗膜の白濁
・症状
塗膜が白濁(白い点々が付く)する
・原因
塗膜が十分に乾燥する前に水分(雨や結露等)の影響を受けるとその水分を吸収し塗料の状態に戻ってしまいその箇所が白濁となる。
特に冬季に生じやすい現状です。
・対策
十分に雨養生を行うこと。
晴天時に一時的に白濁が消えるが雨天時に再発する可能性がある
その3か月~最長1年程度はこの現状が続く場合がある。
③塗膜剥離
・症状
塗膜がところどころ剥離している。
・原因
使用する上塗り剤専用の下塗り剤を使用しなかった場合や下塗り剤の塗布量不足、下地処理不足により密着不良を起こした。
・対策
剥離が起こっている箇所を中心に塗膜を完全除去。
吸い込みが止まるまでたっぷり下塗りを塗布してから上塗りを塗布すること。
④塗膜の膨れ
・症状
塗膜が水膨れんのように膨れている
・原因
外壁内部に水が浸入しそれが蒸発する際に内部で膨らみを作ってしまう現状。
使用する上塗り剤専用の下塗り剤を使用しなかった場合や下塗り剤の塗布量不足によって発生する。
・対策
塗料の塗り重ね時間をしっかりとる。
膨れを除去しシーラーという下塗り剤を塗り膨れを樹脂モルタルで補修し壁の模様を付けてから塗装を行うこと。
2.外壁塗装に用いる道具の特徴・使い方
2-1.刷毛
塗装の道具には様々なものがありますがまず初めに思い浮かぶのは刷毛ではないでしょうか?
刷毛にはたくさんのたくさんの種類があり塗る塗料や場所によって使い分けます。
よく使用する刷毛の形状は柄が途中で折れ曲がっている筋交い刷毛とガラがまっすぐになっている平刷毛があります。
筋交い刷毛は細かい場所などが大変塗りやすい使用頻度の高いものになります。
平刷毛は広い範囲を塗るのに適しています。
2-2.ローラー
広い面を早く塗り進めることができるのがローラーです。
塗る際は塗膜面にムラが出来ないようにMの字の塗って塗料を配っておき塗料を上下に塗り広げていきます。
この様な塗り方をするのは縦に塗り進めてしまうと塗るたびに塗膜が薄くなっていき均一に仕上がらないことが多い為です。
又勢いよく塗ってしまうと塗料が飛散してしまうのでゆっくり動かして塗りましょう。
よく使用されるローラーとしてウールローラー、マスチックローラー(砂骨ローラー、多孔質ローラー、パターンローラーとも呼ばれる)があります。
ウールローラーは壁面が粗い場合は長毛ローラー、平らで滑らかな場合は短毛ローラーを使用するのが一般的となっています。
中毛ローラーはあらゆる壁面に使用できる万能型ローラーです。
マスチックローラーは大きく分けて荒目と細目の2種類があります。
荒目はさざなみ型模様の塗装面になります。
細目ではゆず肌模様などと呼ばれる模様になります。
他にも標準目や中目、極細目といった複数のマスチックローラーを使い分ける場合があります。
その他ローラーには吸水性に優れたスポンジローラー、壁面に凹凸をつけることができるパターン用ローラー、パターンを付けた後にヘッドカットするヘッドカットローラー、ゴムローラーの表面に色々な切削加工をして使用する特殊形状ローラー等があります。
2-3.スプレーガン
スプレーガンはエアスプレーとエアレススプレーの2種類があります。
エアスプレーは空気を圧縮して噴出するスプレーガンです。
多くの塗料を噴出して飛び散ってしまうため無駄が多くなってしまう塗装方法でもあります。
スプレーガンの上部に塗料を入れる容器がついているものが吸い上げ方式、別のタンクに入れるのを圧送方式と言い、それぞれ使用する機械や特徴が異なります。
エアレススプレーは空気ではなく塗料そのものを圧縮して噴出出来ます。
また飛び散りも少ないためエアスプレーと比較して無駄が少ない道具ともいえます。
3.外壁塗装のDIY
初めて塗装を行う場合は小さなところから始め刷毛やローラーの扱い方になれた段階で大掛かりな塗装に挑戦してみると大きな失敗を防ぐことができます。
3-1.DIYの注意点
①塗料は上の方から塗る
基本的には塗料は上の方から塗っていきます。
塗装を行う前に塗る順番を考えておきましょう。
②均一に塗る
塗料を均一に塗るよう心がけましょう。
下塗り、中塗り、上塗りと3回の工程を行い均一に暑い塗膜を作ることによって耐久性の高い丈夫な塗膜になります。
薄くなってしまった場合は塗装が完全に乾燥してからもう一度塗り重ねると厚く丈夫な塗膜になります。
③一気に塗らない
何面がある柱などを塗装する際は一度にすべての面を塗らずに何面かだけ塗り完全に乾燥してから他の面を塗ると綺麗に仕上げることができます。
④塗り残しは塗装が完全に乾燥してから修正する
塗り残しがあった場合塗料が完全に乾燥してから小さな刷毛で修正すると綺麗に仕上げることができます。
塗装が乾く前に触れてしまうと塗膜を引っ張ってしまい美観が損なわる恐れがあるため注意が必要です。
3-2.必要なもの
DIYでは以下のものを用意しましょう。
・マスカー、マスキングテープ等
・養生に用いるビニール
・ナイロンたわし、ハンドパッド、ワイヤーブラシ等
・サンドペーパー(布又は紙)
・刷毛(幅2~5㎝で大きさの異なる物を2、3本)
・ローラー
・下げ缶
・下塗り塗料(シーラー、フィラー、錆止め塗料など。溶剤系又は水性の適する方を選ぶ)
・仕上げ塗料(好きな塗料を選ぶ)
・シンナー(溶剤系の塗料を使用する際は希釈用に必要)
*まとめ
皆さんのお家がさらに素敵な家に生まれ変わる為に塗装は塗り重ね時間を守ること、塗布量を守り頑固な膜厚を作ることが大切です。
またDIYで塗装する際には換気に気を付け塗料の扱いに注意するといった安全管理をしっかり行いましょう。
業者に塗装をお願いする場合にも同じことが言えます。
適切なインターバル、塗布量かをしっかりチェックしましょう。
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