光触媒塗料で外壁塗装をする際のメリット・デメリット|名古屋市の外壁・屋根塗装は高品質塗装工事の塗り替えショップ

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光触媒塗料で外壁塗装をする際のメリット・デメリット

🌈愛知県名古屋市外壁塗装🏠屋根塗装🏠

塗り替えショップ株式会社グラッド林田🐹と申します。
みなさんこんにちは🤗🤗
光触媒塗料で外壁塗装をしてみたいけどそもそも光触媒って何?
どんな塗料なの?
と思ったことありませんか?
光触媒塗料は高い耐久性と汚れにくくするセルフクリーニング機能を持った優れている塗料です。
光触媒の技術は塗料以外にもいろいろな分野で応用されてます。
今回は外壁塗装で光触媒を利用するために知っておきたいこと基礎知識やメリット・デメリットなどの光触媒についての情報をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

1.光触媒って何?
1-1.光触媒とは?
日常生活の中で触媒という言葉は耳にされる方は少ないと思います。
触媒とは簡単に言いますと化学反応を促進し物質変化を及ぼす仕掛けのことを言います。
その為光触媒とは光を利用し化学反応を促進する仕掛けのことを表しています。
よく光触媒の例として使用されるのは植物の光合成の仕組みです。

植物は葉緑素に光を浴びることで二酸化炭素と水を酸素と炭水化物へと変化させます。
植物が葉緑素にて化学変化を発生させるのと同じく光触媒技術では酸化チタンという物質が化学変化を促進させます。
酸化チタンに光が当たり酸素や水に変化させ無害化する事を光触媒と言います。

ちなみに化学変化や酸化チタンなどと聞くと体への影響はないかと不安に思われる方もいると思います。
酸化チタンは食品や化粧品の着色料としても使用されている安全な物質のため人体への悪影響ははないのでご安心ください。
なんだか化学や理科の授業みたいになってしまいましたが酸化チタンを利用し光触媒技術を塗料に応用したものが光触媒塗料であり最近話題の塗料でもあります。

2.光触媒のメリット・デメリット
2-1.メリット
・外壁が雨水で綺麗に✨✨セルフクリーニング機能付き
光触媒塗料に含まれている酸化チタンが太陽光に反応することで外壁に付着した汚れを分解しそこに雨が当たることで汚れを洗い流してくれます。
新築時は綺麗だったお家も年月を重ねることで色々な汚れが付着し美観が損なわれていきます。
その為他の塗料だと美観を保つためには自身で外壁を洗う等のメンテナンスが必要になります。
光触媒だとその手間が省けるので非常に手入れも楽です。

・トップクラスの耐久性を持つ
光触媒は塗膜を劣化させる原因となる紫外線を利用するため長期に渡りお家を守ることができます。
塗料が何年持つかを測定する試験結果によると光触媒塗料は約15~20年相当の耐久性を持つ塗料とされフッ素塗料並み抜群の耐久性を持っています。
一般的なシリコン塗料が約10年程度の耐久性と言われているためその1.5~2倍ほどの耐久性があるという事です。
ただしこちらの数値は気候やお家の建っている立地によって変動するためあくまで参考値として思って頂けたら幸いです。
またどれだけ塗膜が良い状態であってもお家の外壁材からくる劣化は防止できない為その際は再度塗装等外装リフォームが必要になります。

・塗るだけで周辺の空気を綺麗にする
光触媒塗料は空気の中の汚れを除去する、空気清浄機能まであります。
光触媒塗料を塗った外壁に太陽光が当たることで発生する活性酵素が空気中に含まれている窒素酸化物を酸化させ大気中から除去してしまうんです。
窒素酸化物とは車の排気ガスや工場からの排煙に含まれているもので酸性雨や光化学スモッグ等の原因となる物です。
塗るだけで空気が綺麗になるなんてびっくりですよね!!!

更に光触媒のすごいところが綺麗に出来る空気の量です。
戸建て一軒塗るだけでテニスコート4面分の緑地を持つ空気清浄機能を発生させ量にすると12台分の乗用車が1日に発生させる排気ガスを相当します。
お家を綺麗に保つだけではなく空気まできれいにする光触媒恐るべしですね!

2-2.デメリット
・施行が難しく専門性が必要
光触媒塗料は非常に粘度が低くさらさらしていて水のような状態の塗料です。
その為塗ったときに垂れやすくそのままにしてしまうと美観が損なわれてしまいます。
また塗った後乾くのが他の塗料と比較すると遅いため施工する日の天気・気温など他の塗料よりも注意を払う必要があります。
この様に施工する注意点が多いため以前は講習を受けた認定店しか施工ができませんでしたが現在はこの制度が廃止になりどこの塗装店でも光触媒塗料を扱うことができるようになりましたが高い専門性と技術を要する塗料であることに変わりはないため依頼する際は実績などを参考に業者を選ぶと良いかもしれません。

・無機質系の汚れや過度の汚れには対応できない
光触媒塗料の特徴であるセルフクリーニング機能はどんな汚れに対しても効果があるわけではありません。
例えば錆や黄砂、エフロレッセンス等無機質系の汚れは酸化チタンで分解することができずセルフクリーニング機能が働きません。

・雨や光の当たりにくい場所では効果減
太陽光で汚れを分解し雨で流れ落とすセルフクリーニング機能。
当たり前の話になりますが太陽光や雨の当たらない場所ではその機能を十分に発揮することは出来ません。

・選べる色が限定される
光触媒塗料は酸化チタンを多く含むためどうしても酸化チタン本来の色である白が強く出てしまいます。
その為鮮やかな色や濃い色を出すことが難しく選べる色も彩色のみです。
どうしても濃い色で外壁を塗装したい場合は一度外壁を任意の色で塗った後光触媒コーティングを施工することもできます。
ただしその際は使用する塗料の選定に注意する必要がありますので担当者に相談してみましょう。

・ひび割れに弱い
少し専門的なお話にはなりますが光触媒塗料は塗った後の塗膜がシリコン塗料と比較して硬くなります。
その為シリコン塗料では表面化しなかったかもしれないひび割れが光触媒塗料の場合表面化する可能性があります。

3.光触媒塗料の塗装費用と性能比較
3-1.光触媒塗料での塗装費用
デメリットでも取り上げましたが光触媒塗料を施工するには高い専門性が必要です。
その為一般的な塗料による施工と比較し施工費が約1.5倍高くなる傾向です。
平均的な施工単価としては1坪当たり25,000円程度と言われています。
今なら〇万で光触媒できますよと営業マンが言うかもしれませんが果たしてその金額が妥当なのかどうか注意しましょう。

3-2.光触媒塗料と他塗料の性能比較
光触媒とよく比較されるのがフッ素塗料です。
塗料の性能や耐久性は比較的似てますが塗料自体の持つ機能は大きく異なり塗り替えに掛かる費用もフッ素塗料と比較して光触媒の方が高めです。
価格を重視するのか機能を重視するのかで選ぶと良いかもしれません。

4.我が家は光触媒塗料で施工できるのか?セルフチェック
*隣の家との間に1m以上の間隔がない
→光触媒の効果が発揮できない

*山と隣接している
→負荷の高い汚れが付着する可能性が高い

*外壁素材がモルタル
→ひび割れに塗膜が追随できずひび割れが表面化する

*海岸沿いで潮風に晒されており錆が発生しやすい家
→光触媒の効果が発揮されない可能性がある

*外壁素材がすでに激しく劣化している
→高耐候性の塗料を塗っても下地の劣化による耐候性が短くなる可能性がある

1つでも当てはまったら要注意!!!
担当者に光触媒でも大丈夫か相談しましょう。

5.まとめ
光触媒塗料は多くのメリットがある塗料ですがその分価格も高く施工者の技術やご自宅の状態によって性能や耐久性が大きく左右される塗料です。
外壁塗装を行うことは人生の中でも数えるぐらいしかなく高額な買い物になります。
その為専門家のアドバイスを参考にしお家の最適の塗料を選択してもらえれば幸いです。

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